熱中症予防のための情報・資料サイトの更新
今回は、昨日8/4付けで厚労省からリリースされた熱中症予防のための情報・資料サイトの更新について、労働衛生コンサルタント試験の観点から私見を交えたアウトプットをしたいと思います。
中身については当該サイトをみていただければと思います。従来から言われてきた熱中症予防や啓発資料等がコンパクトにまとまっていて、とても見やすいと思います。
さて、わたくし采々のHPは労働衛生コンサルタント試験を受験されようとしておられる方が主な読者ではないかと思いますので、熱中症を労働衛生コンサルタント試験の観点からみていきますと、当該熱中症サイトに書かれていることは受験生にとっては最低限の知識として知っておくべきことです。
特に、熱中症に関する3管理をしっかり把握している、ことがポイントと思います。
その観点で改めて当該サイトを見ていくと、以下の順番で辿っていった先にある動画が比較的分かりやすいかと思いました。分かりにくくて、辿り着けないかもしれないので動画サイトにはリンクを張りました。
「熱中症予防のための情報・資料サイト」➡「職場における労働衛生対策[熱中症予防対策]」➡「学ぼう!備えよう!職場の仲間を守ろう!職場における熱中症予防情報(外部リンク)」➡「令和3年オンライン講習動画はこちら」➡「令和3年オンライン講習 受講料無料 職場における 熱中症予防対策」
休業4日以上の業務上疾病者数でみると、熱中症は非常に多いことが分かります。今、HOTな話題として化学物質の自律管理移行がありますが、化学物質による疾病数よりも多いのです。これが何を意味しているかは言うまでもないですよね。
つまり、「熱中症の原因となる労働現場における暑熱ばく露はケアすべき重要な対象ハザードであり、それは労働衛生コンサルタントの守備範囲ですよっ!!」ということです。
いつぞやの記事でも書きましたが、筆記試験での出題傾向も振動・騒音から、熱中症に変わるのでは?と個人的に感じているところです(かといって、試験でヤマをはって外れても保証はしませんので・・・)。
ということで、今日はここまで。