【お知らせ3弾】セミナー講師として登壇します!「改正労働安全衛生法令で求められる「自律的」化学物質管理の具体的対応」

こんにちは!

株式会社トトロエコンサルティング代表です。

 

セミナー登壇のお知らせ第3弾です。

 

先に、(株)情報機構様のZoom開催オンラインセミナーに講師として登壇させていただくことをお知らせしましたが、開催日まであと6日となりました!今回は申込期限お得な講師紹介割引講演内容についてのお知らせです。

 

今回のセミナーは、各協会・団体主催の「化学物質管理者講習」「保護具管理責任者講習」の”選任のための講習”ではなく、これら講習会ではあまり話題に挙がらないことを話す予定です。特に、私の強みである、化学物質の有害性評価研究経験、多種多様な化学物質の管理経験を活かし、他ではあまり聞けない話題を提供したいと思います。勿論、法令改正のおさらいも予定していますよ!

 

 

申込期限

2023年12月14日(木)12時(セミナー開催日の前日)、お早めに!

 

講師紹介割引

このブログ記事を見て参加ご希望者がいらっしゃる場合、私からの紹介ということで、受講料が大幅に割引される特典があります!

・1名ご参加の場合は通常受講料金(税別)より \10,000円引き

・2名以上参加の場合は通常の同時申込割引から更に1名につき¥2,000円引き

これはお得なチャンスですよ!申し込み方法は簡単です。こちらをクリックして表示される申込書でお申込み下さい。お早めにどうぞ!

 

講演内容

タイトル

「改正労働安全衛生法令で求められる「自律的」化学物質管理の具体的対応」セミナー

開催日

2023年12月15日(金)13:00-17:00

開催方法

Zoomオンライン

対象者

どなたでも参加可能ですが、特に以下のような方には有用と考えます。

  • 現時点で安衛法改正の経緯や改正以前との差異がいまいちよくわかっていない実務担当者の方
  • 各協会・団体主催の「化学物質管理者講習」「保護具管理責任者講習」の”選任のための講習”ではなく、“実務目線での深堀した内容”を聞きたい方
  • 化学物質の“リスク”、“有害性”とは何かを知りたい方
  • 以降の講演プログラムにご興味のある方

講座のポイント

国による労働安全衛生法関係省令の改正により、2024年 4月の施行をもって、本格的に職場における新たな化学物質管理制度が稼働する運びとなります。本制度のポイントは、従来の「法令準拠型」から「事業者自身による自律的管理」 へと大きく転換されることです。 本セミナーでは、新たな制度下における、化学物質管理手法、自律的管理の考え方などについて、製造業・非製造業に関わらず、現場の実情に即して分かりやすく解説します。 また、 受講生に現場での運用にすぐに活かせる気づきを得ていただくことを目的とします。

講演プログラム 

I. はじめに/まずは基礎知識の理解から

 1. 労働災害の状況

 2. 労働環境における化学物質を含めた様々な有害因子と疾病の関係

 3. 化学物質に「ばく露する」とはどういうことか?

 4. 化学物質対策を含めた労働衛生対策の基本

II. 化学物質の自律管理移行における安衛法改正の経緯/大きな転換点事象について学ぼう

 1. あり方検討会による報告書

 2. 2012年に発生した胆管がん問題

III. 安衛法改正で何が変わったのか?/改めて基礎から固めよう!

 1. 各論/化学物質管理体系の見直し

  ① ラベル表示・通知をしなければならない化学物質の追加

  ② ばく露を最小限度にすること(ばく露を濃度基準値以下にすること)

  ③ ばく露低減措置等の意見聴取、記録作成・保存

  ④ 皮膚等障害化学物質への直接接触の防止(健康障害を起こすおそれのある物質関係) 

  ⑤ 衛生委員会付議事項の追加

  ⑥ がん等の遅発性疾病の把握強化

  ⑦ リスクアセスメント結果等に係る記録の作成保存

  ⑧ 化学物質労災発生事業場等への労働基準監督署長による指示

  ⑨ リスクアセスメントに基づく健康診断の実施・記録作成等

  ⑩ がん原性物質の作業記録の保存

 2. 各論/実施体制の確立

  ① 化学物質管理者・保護具着用管理責任者の選任義務化

  ② 雇入れ時等教育の拡充

  ③ 職長等に対する安全衛生教育が必要となる業種の拡大

 3. 各論/情報伝達の強化

  ① SDS等による通知方法の柔軟化

  ② SDS等の「人体に及ぼす作用」の定期確認及び更新

  ③ SDS等による通知事項の追加及び含有量表示の適正化

  ④ 事業場内別容器保管時の措置の強化

  ⑤ 注文者が必要な措置を講じなければならない設備の範囲の拡大

 4. 各論/その他、規制強化・規制緩和

  ① 管理水準良好事業場の特別規則等適用除外

  ② 特殊健康診断の実施頻度の緩和

  ③ 第三管理区分事業場の措置強化

IV. 化学物質の自律管理移行で事業者が真に問われていることは何か?/自らはどうしていきたいかがポイント!

 1. 多くの法改正の中にうずもれたメッセージを読み解こう

  ① 「法令準拠型」から「事業者自身による自律的管理」への転換の意味することとは?

  ② 「事業者自身による自律的管理」の要点

 2. 「事業者自身による自律的管理」を確立するために理解しておくべき重要なポイントはこれだ!

  ① 化学物質によるばく露を防止し、健康障害を予防することに尽きる

  ② リスクアセスメントは大事だが、それだけでは不十分と理解しよう

  ③ 実測を上手に組み込もう

  ④ 常に労働衛生対策の基本に立ち返ろう

  ⑤ 対策の優先順位を意識しよう

  ⑥ 組織を巻き込もう、決してスタンドプレイにならないように

3. 選任しただけでは意味を成さない化学物質管理者・保護具着用管理責任者の在り方

  ① 講習会の受講は最低基準と心得よう

  ② 化学物質管理者・保護具着用管理責任者が活き活きと働ける組織の土壌を作ろう

V. 実務担当者として明日からやるべきことは、これだっ!/実務担当者としての新たな視点・視座の醸成

 1. 実務担当者としての能動的なマインドを醸成しよう

  ① 実務担当者として研鑽を重ねよう

  ② 化学物質の自律管理移行を機に社内の文化・風土を変えよう!

 2. 社外専門家(化学物質管理専門家・保護具管理専門家)を上手に活用しよう

  ① 「この対応で本当で良いのか?」を社内で判断するのは難しい

  ② 社外専門家の意見だからこそ、社内への訴求がしやすい!

VI. 今後の展望

 ① 化学物質管理以外にも波及するかもしれない自律管理の方向性

VII. 質疑応答

 

 

今回は、セミナー講師として登壇させていただくお知らせ第3弾でした。

 

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