安衛法改正/「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書」関係 その02

一昨日のブログ記事で、経団連の会員を対象に厚労省が実施した「化学物質規制の自律的な管理への見直しに関する説明会」のオンデマンド視聴可能な動画情報についてお知らせしました。

 

今回は、本情報に基づく安衛法改正への対応について、労働衛生コンサルタント試験の観点でアウトプットしたいと思います。

 

昨年7月に「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会報告書」(以下、あり方検討会報告書と略します)が出て以降、本年4月から小出しに安衛法改正が進められています。今のところ令和6年までの改正予定が公開されています。

 

労働衛生コンサルタント試験では、法令等の基準日については、「受験年度の4月1日現在施行の法令等が前提」となります。ですから、あり方検討会報告書を受けての安衛法改正はしっかりチェックしておく必要があります。

 

その際に私がポイントと感じていることは、あり方検討会報告書を踏まえて法制化された内容については、単に施行された改正内容を「点」として捉えて覚えるだけでなく、あり方検討会報告書の議論を踏まえての今後の改正に至る「線」の中の「点」として見ることをお勧めします(何を言っているか分かりますか?お馬鹿な私の文章なので・・・)。

 

というのも、あり方検討会での議論は、従来の化学物質管理を大きく変えることを提言しているため、この報告書を起点にして、安衛法およびその省令となる特別衛生規則の大転換点が今まさに訪れているのです。その大きな流れをしっかり把握しておく必要があるためです。

 

その理解を促進するために、しっかりとご自身で情報を取りに行き、しっかりと理解することが肝要だと思っています。

 

とはいうものの・・・、あり方検討会報告書は難解で一読しただけで理解するのは至難の業です。この理解促進のために労働安全衛生総合研究所で公開されているHP情報をお知らせします。是非こちらもご参考にして下さい。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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