令和4年度「『見える』安全活動コンクール」の募集のご紹介

去る7月22日に今年度の『見える』安全活動コンクール」」の募集について厚生労働省からリリースされましたので、ご紹介したいと思います。

 

このコンクールの主旨をHPから抜粋しました。

 

厚生労働省では本年8月1日から、労働災害防止に向けた事業場・企業(以下「事業場等」という。)の取組み事例を募集・公開し、国民からの投票等により優良事例を選ぶ令和4年度「『見える』安全活動コンクール」を実施します。

 

このコンクールは、安全活動に熱心に取り組んでいる事業場等が国民や取引先に注目される運動「あんぜんプロジェクト」の一環として実施するもので、平成23年度より実施しており、今年度で12回目を迎えます。

 

応募期間は、8月1日(月)から9月30日(金)までとしており、応募事例は「あんぜんプロジェクト」のホームページに掲載し、11月1日(火)~12月31日(土)の間に実施する投票の結果等に基づいて、優良事例を決定し、令和5年2月下旬に発表する予定です。また、昨年度に引き続き、優良事例に対する表彰を行う予定です。

 

「見える」安全活動とは、危険、有害性について、通常は視覚的に捉えられないものを可視化(見える化)すること、また、それを活用することによる効果的な取組みをいいます。さらに、自社の安全活動を企業価値(安全ブランド)の向上に結びつけ、一層、労働災害防止に向けた機運を高めることも狙いとしています。

 

厚生労働省では、本コンクールの実施を通じて、引き続き「労働災害のない職場づくり」に向けて取り組んでいきます。

 

この見える化については過去記事でも令和3年度の結果についてご紹介させていただきました。安全だけではなく、衛生に関する事案もあり、感心させられるものや、なかなか面白い取組みもたくさんありました。

 

この見える化の取組みが良いなと思う点は、この取組みを通じて、職場の安全衛生への意識高揚になること、実際に手を動かすことで実感が持てて励みになること、職場の風通しが良くなることなどがあります。

 

特に風通しが良くなるということは侮れません。取組みを進める上ではコミュニケーションを取らざるを得ないからです。ですから、若年層からベテラン層までを織り交ぜた数名のチームを作り、そこで建設的な意見をベースとして批判意見は一切出さないというルールを作って取組んでもらうことも面白いかもしれません。

 

一見、幼稚な取組みに見えるかもしれませんが、実際にやってみると意外にその効用に気づくものです。百聞は一見に如かず。コンサルとしては、このような取組みを対象事業所に対して、一つの仕掛けとしてやってみてもよいのではないかと思います。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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