日本産業衛生学会ダイバーシティ推進委員会オンラインセミナー「私の学会活動―日本産業衛生学会で私が得たものー」参加(8月7日10~12時)
表記のオンラインセミナーに参加しましたので、その感想をアウトプットしたいと思います。
日本産業衛生学会のダイバーシティ推進委員会の企画に参加するのは今回が2回目でした。1回目は約半年前に開催されたオンラインセミナー「私の学会活動―日本産業衛生学会で私が得たものー」の第1回目でした。その時の内容がなかなか面白かったので、今回も参加してみようと思ったのが今回の参加動機です。
さて、今回も2名の方のご講演がありました。1題目の演者は保健師の方で、2題目は産業医の方でした。講演で特徴的だったのは、自らの成果をいたずらに示すのではなく、むしろ、極めてプライべートなことも含めた自分史のような内容だったことです。例えば、私生活のことでは結婚生活や子育てのことなど、仕事では協力的な上司・非協力的な上司のことや組織での方針転換によりいろいろ仕事の内容が変わったことなど、社会人や大人であれば誰しも通る人生の道を絡めながら、学会との関わり方をご自分なりに見出したという内容でした。
個人的にはそこが非常に良かったと思います。参加中に気づいたのですが、本企画はダイバーシティ推進委員会の企画ですから、学会におけるダイバーシティを推進していくためのものです(当たり前ですね)。そういった意味から、個人の抱える問題やそれをどう乗り越えたのか、なぜうまくいかなかったのかなどを聞くにつれて、その方のことを理解できるようになった気がしました。そのことで、私自身に無いご経験をされた演者のことを受け入れた、すなわち、私自身のダイバーシティ&インクルージョンに繋がったのかなと思いました。
ともすると、「この話聞いていいのかな?」「かなり赤裸々なこともあるのだけれど・・・」と思う内容もあり、少し心が苦しくなる瞬間もありました。しかし、講演を聞くうちに、こういうことを通じて、人は人と通じ合うことができるのだと思うようになりました。そのことに思い至ったときに、何だか、苦しくなりかけていた心が明るくなった感じがしました。
気が付けば、私も同じようなことをしています。このHPはその一つです。実名など個人情報に触れる部分はオープンにしていませんが、コンテンツに書いてあることは全て包み隠さない今の私なのです(お馬鹿ですが・・・汗)。そんなお馬鹿な私に共感された僅かな方が同志となり、一緒にそれぞれの道を歩んでいるのです。これもダイバーシティ&インクルージョンなのだと思います。
「あ~人はこうやってお互いを認め受け入れていくのだな~」ということです。
とても、良い講演を聞いて、すがすがしい気持ちになりました。企画されたダイバーシティ推進委員会の皆様、演者の皆様、どうもありがとうございました。
ということで、今日はここまで。
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