労働衛生コンサルタント合格後 018
「労働衛生コンサルタント合格後」というカテゴリーで書いている記事では、その名の通り、合格後にとった行動についてアウトプットしています。
ここ数回の記事では、社会人大学院への入学を決意したこと、その入試に向けた勉強について書いてきました。
そして、先日、その入試が終わりました。
とりあえず、自分自身にお疲れ様っ♥
しかし、合否が出るのはまだ先なので、しばらくはプチドキドキして待たなければなりません。
受験した大学名を伏せている関係から詳細は記載できませんが、入試を決意してから入試を受けるまでのことについて、これまで書いてなかった切り口でプチアウトプットしたいと思います。
まず、一つ目として、入試の勉強時間が短かったということです。その理由は単純でして、私が社会人大学院入学を決意した時期と入学しようと思っていた大学の入試時期が近かったということです。
これまで、自ら描いてきた人生のロードマップがあります。労働衛生コンサルタント資格取得もその中に入っていましたし、その後の道筋もいくつかオプションを持っていました。
コンサルタント資格は獲れたので、その後のオプションの中で試そうとしたことや、実際に試したもののうまくいかなかったこともあったりでしたが、つい2か月ほど前に、社会人大学院で学ぶというオプションを行使してみることにしたのです。
その意思決定時期と目当てとしてた大学院の入学手続き時期が近かったため、結果的に、入試までの時間が短くなったのです。ただ、その短さは、私にとっては良かったと前向きに捉えています(本当は入試手続き時期をしっかり把握できていなかったので、かなり冷や汗をかいた相変わらずお馬鹿な私でした・・)。
そして、二つ目として、自分自身を振り返ることができたことです。入試を決意したことで、入試手続き準備をしなければならなかったのですが、その中で職務経歴書なるものを作成しました。
これは手続きには必須ではありませんでしたが、自ら作ると決めて手続き資料に盛り込んだのです。言わば、アピール材料です。作成するためにはこれまでの仕事の中身を時系列で整理する必要があり、結果、約10頁にもなってしまいました。
特に苦労したのは、社内異動の時期、投稿論文や、学会発表の内容をまとめる時でした。
「あ~、私はこんな仕事をしてきたのね、これって他人様から見たらどう見えるのかしらね~???」というところです。
ただ、こういうものは一旦作ってしまえば、あとは使いまわしが利きますし、今後、仕事内容が変われば順次改訂していけば良いので、いずれするかもしれない転職や独立を想像しながら、一生懸命作りました。そして、自分自身を振り返ることができて作って本当に良かったと思いました。
そして、三つ目に、私の将来のことで会社と相談の機会が持てたことです。
入試手続き準備で、個人的に一番神経を使ったのが、入試にあたり会社の許可を得ることでした。手続き資料一覧とその様式を確認していたとき、「あちゃ~、会社の許可が要ることになってるやんか~、困ったな~↓↓↓」となった訳です。
会社員を続けながら大学院で学ぶことになるため、業務時間をどう工面するのかという、言わば実務面の細かいことから、ひょっとしたらこの人、いずれ会社辞めちゃうかもしれないよ!!、などときっと思われるだろうな~、ということを想像しながら、誰にどう切り出そうかとプチ思考を巡らしました。
ただ、この辺りのことは、私の大好きな中野雅至先生の著書「1勝100敗!あるキャリア官僚の転職記 大学教授公募の裏側」(光文社文庫)にも、そっくりのくだりがありまして(1)、先生の通った道を私も進むのね~と思いながら、挑みました。
原注
1.中野先生の場合は、中央省庁にキュリア官僚としてお勤めされている中で、大学教授への転職を画策されている段階で、この下りが出てきます。つまり、転職の前段階として、大学博士課程に社会人入学されるところで、上司の許可が必要となり、大変お困りになったことを面白おかしく書かれています。
結局は、正攻法で直属の上司にまず相談し、そしてその上司がそのまた上に相談し・・・となっていった訳ですが、最終的には、意外にすんなり、且つ、何故だが和気藹々の雰囲気の中?、上司筋の許可を得ることができました。しかし、心中は如何にやらですね・・・(汗)。
ということで今日はここまで。
次回はこの続きを書きたいと思います。
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