TOEIC Listening & Reading 公開テスト受験

先日、TOEIC Listening & Reading 公開テストを受験しましたので、その感想を簡単ですがアウトプットしたいと思います。

 

前回受験が昨年12月なので今回は3か月ぶりの受験になりました。試験の出来不出来を語る前に、とても大事なことを言わねばなりません。それは・・・、大失敗をしでかしたということです。

 

その大失敗とは、「時計を忘れてしまった」ということです。

 

時計を忘れるとTOEICではどんなことになるかというと、大変なことになるのだということを、今回身をもって体験しました・・・。

 

ですから、今回はテストの感想というより、その大失敗談となります。

 

まず、Listeningテストは、時計が無くても何ら問題ありません。問題文がテープで流されるので、それを聞いて解けばよいのですから時計を見る必要はないのです。

 

問題はReadingテストです。

 

私のように英語ができない人からすると時間配分はかなり大事なのですが、時計がないとそれが全くできません(腹時計は自信があるのですが・・・)。

 

テスト前に「必要なものだけを机の上に置いて下さい」と言われた時、時計を忘れたことに気付きました。手元に時計がなくても壁の時計を見れば・・・と思って、周囲を見回しましたが、無いのです、時計が・・・。

 

よく見たら右後方斜め45度ぐらいの壁に一つだけ時計がありました。「これを見たら良いよね」と思ったのですが、テスト中に後方に視線を送るとカンニングしていると間違われたら嫌だなと思ったので、試験管に「時計を忘れたのであの時計をたまに見てもいいですか?」と聞いたら、構いません、と言われたので一安心だったのです。

 

しかし、すぐにその試験官が戻ってきて「後方を振り返る動きが、後ろの席の方の集中力が削がれる原因になるためご遠慮ください。その代わりに、私が通りかかる時に合図をしてもらったらこの時計(腕時計)をお見せしますから」と言われました。

 

納得できる内容ですし、そもそも私が時計を忘れたことが悪いので仕方がありません。ただ、その試験官の腕時計は文字盤が恐ろしく小さく老眼の私には凝視しないときつい感じだったので「ん~、今回は終わったわ」と思ったのです。

 

このあとテストがスタートしました。

 

Listeningテストが終わって、問題のReadingテストが始まりました。

 

試験官の方も気を遣ってくれたのか、私の横を通る度に時計を見せてくれます。ありがたかったです。本当にありがとうございます(でも文字盤が小さすぎてほとんど見えなかったのですが・・・)。

 

そして、恐らく終盤に近付いた頃でしょうか、その試験官が通りがけにメモをチラッと見せてくれました。何だろと思ったのですが、そこには「終了前5分のところでお知らせがあります」と書かれていました。そうか、前回3か月前にそんなことがあったかなと思いながら、5分前アナウンスがあればそれを聞けば試験時間が足りなくても、空欄に適当にマークして終われるかなと思ったのです。

 

実は、前回のテストのとき、試験時間が足りなくて、残り5分ぐらいで空欄を適当にマークしたのです。ただ、その時は、こんなことしても真の実力じゃないから、次回は時間終了まで、普通に問題を解いて、それで問題が残っていても空欄にマークするのはやめておこうかな、なんて少し強気のことを思っていたのです。

 

ただ、今回は全体的に回答に自信が無くて、やっぱり残り5分で空欄にマークするのをやろうかな、という思いが頭を過っていたのです。

 

係の方がマイクを持つ仕草をされたので、あと5分かと思ったのですが、なんと、マイクを通して流れてきたアナウンスは「はい、終了です、ただちにペンを置いて下さいっ」という無情な内容だったのです・・・。あのメモは一体何だったのでしょうか・・・(勿論その試験官が悪い訳ではありませんよ)。

 

ということで、結果的には空欄にマークする余地もなく、多くの問題が空欄のままとなり、終わってしまいました・・・。

 

試験官の方は責められません。私が時計を忘れたことが悪いのです。それが全てです。そして、何で時計を忘れたかというと、緊張感がゼロだったからなのです。

 

最近の私の傾向として、何事にも緊張感がありません。これは良い意味では、どんなに大舞台でも緊張せずその雰囲気を楽しめてしまう私の特技としての一面があります。一方、悪い意味では、今回のようなことが起きてしまうのです。

 

勿論、本当に大事な場面ではしっかりチェックするので漏れは生じないのですが、今回のように単に英語の実力チェックのためにTOEICを受けるような、つまり失敗しても大事に繋がらないような気楽な場面で、緊張感の無さからやらかしてしまうことが散見されるようになりました。

 

ほんと、ダメですね。

 

テスト前に、待合室の席で受付までの時間を待つときも、私と同年配と思しき隣に居た紳士は真剣にTOEICの本を読まれていたのですが、一方、私はと言えば、大好きなリンダ・グラットンの本を読んでいました。その時に「真剣さが自分には足りないのかも」とチラッとですが思いました。これはこの後に起こる悲劇の予兆だったのかもしれません(絶対にそうだっ、と賢明な読者の方は思われたことでしょう)。

 

今回のいろいろな出来事から、少しは気を引き締めなければならないと感じました。今回のことは、自分自身が発している危ないサインかもしれません。この緊張感の無さが怪我や災害に万が一繋がるようなことがあったら、コンサルタント失格ですから(勿論そういうことには常日頃人一倍気を付けています)。

 

当然ながら、テストの出来はこのような始末ですから芳しくありませんでした・・・。自業自得です。ただ、落ち込まないのは私の取り得でして、今回のことから、「緊張感を持つことの大事さが分かってHappy!!」と前向きに捉えています(お馬鹿な能天気者なので・・・)。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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TOEIC Listening & Reading 公開テスト受験” に対して2件のコメントがあります。

  1. モンチ より:

    TOEIC受けられているんですね!!
    海外にも視野を向けておられるのでしょうか?

    私は約7年前にアメリカの大学院(公衆衛生学部)留学を目指し、TOEFLを受験してました(3回だけですが)。
    結果的にまったく点数が伸びず(勉強も全然手につかなかったので当然ですが)、一時撤退して今に至ります。
    10年後にビジネスを成功させて、もう一度海外(アメリカ)挑戦をするんだと、あの悔しい日々を忘れないようにしております。

    1. 采々 より:

      モンチ様

      コメントありがとうございます。
      ご質問の回答としてはYesと力強く言いたいところではありますが、現段階ではその可能性も加味しているという程度でしかありません。どういった展開の方法があるのか、ニーズがあるのかについてウォッチしていきたいと思います。

      モンチさんの海外挑戦の強い気持ちは凄いですね!!
      「悔しい日々を忘れない」という言葉は個人的にグッとくるものがあります。それまでは精進が続くと思いますが、是非、叶うといいですね。

      私も勇気をもらったので頑張ります!!

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