職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会①

厚生労働省の「職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会」で進められている内容について、今後調べたことをアウトプットしていきたいと思います。

 

これまで14回に渡り検討会が開催されています。第14回検討会の資料の中に「資料3 職場における化学物質等の管理のあり方に関する検討会 報告書(案) 」があります。

 

これは、これまでの検討会を踏まえた報告書(案)のようです。詳細については次回以降に紹介したいと思いますが、検討会の趣旨は下記の通りとなっています。

 

1.検討会の趣旨・開催状況
(1)趣旨

化学物質による労働災害を防ぐため、学識経験者、労使関係者による検討会を開催し、今後の職場における化学物質等の管理のあり方について検討することとした

 

さらに、検討会のポイントとしては報告書の副題である「~化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへ~」になるかと思います。

 

報告書(案)を見ますと、検討会は少なくともあと1回開催されるようです。そこで最終化されるのか否かは不明です。

 

次回以降に内容の詳細を見ていきたいと思いますが、特化則や有機則の廃止が盛り込まれているなど、個人的にはショッキングな内容となっています。これは、これまでの化学物質管理に関わる安衛法の特別衛生規則の体系が変わることを意味しているので、労働衛生コンサルタントとしては要注目かと思っています。

 

また、「~化学物質への理解を高め自律的な管理を基本とする仕組みへ~」にするための労働衛生コンサルタントの活用も盛り込まれる予定のようです。そう言った点からも非常に興味深い内容となっています。

 

次回以降をお楽しみに!!

 

 

 

 

 

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