読書記録 001 「ヒューマン2.0 web新時代の働き方(かもしれない)」
「ヒューマン2.0 web新時代の働き方(かもしれない)」渡辺千賀 著、朝日新書
気づき3点。
1.テクノロジーの最先端シリコンバレーでの働き方が良く分かる
著者は2000年からシリコンバレーに住みコンサルタントとして生きている方。平均在籍期間2年と言われるシリコンバレーでの仕事環境の中で著者が見てきた働き方は、今の私が今後の生き方を探る上で興味深い。本書が発行当時の2006年にこの状況ならば今はどんな新しい働き方が出現しているのだろうと想像が膨らむ。
2.働き方についての考え方に触れる
「世の変化に合わせて小まめに世に必要とされるスキルを身につける努力を続けること」(p87から引用)は大事だよね。今の世の中、安泰な生き方なんてない。特に大きな組織でぬくぬくと生きていることほどやばいことはないかも(「お馬鹿なお前のことだよ」と自分で突っ込みを入れるお馬鹿な私)。
3.この働き方にまだまだ追いついていない日本の現状
今から15年前も前に書かれた本なのに、ここに書かれた働き方に未だに日本社会は追いついていない。お国事情が違うからなんて言い訳言ってたら国際感覚を問われるよということ。同じ会社で働き続けることを前提に人生設計が組まれるわが日本の危うさを感じずにはいられない。かくゆう私も同じ穴のむじななのですが・・・
この本にご興味を持たれた方は著者のブログを拝見あれ。