化学物質管理者の講習に関するパブコメ

今回は、化学物質の自律管理への移行に伴う中で重要な化学物質管理者の選任に関わる講習に関するパブコメについて簡単ですがアウトプットしたいと思います。

 

昨日のブログ記事では化学物質管理専門家の要件に関するパブコメを取り上げましたが、同じタイミングで化学物質管理者の選任に関わる講習に関するパブコメが厚労省から発出されました。

 

内容は告示案概要を見ていただければと思いますが、各科目の合計時間は12時間となっていますね。労働安全衛生法施行令の一部を改正する政令等の概要のリーフレットが出たときからすると若干時間の割り振りが異なっていますが、合計時間は同じです。12時間というのは2日間講習なのだと思います。

 

当初から、化学物質管理者の職務には「ラベル・SDSの作成」が入っており、2日間程度の講習でSDSが作成できるのか?という疑問がいろいろな説明会で言われてきました。ただ、大手を振って言うというより、陰でコソコソという感じでしたが・・・。今回の告示案を見てもSDSの作成がどの科目に該当するのか一見して分かり難いのですが・・・、この2日間の中でその他の職務も含め、「化学物質管理者を養成する」ということなのでしょうね・・・。

 

2024年4月1日の施行までに必要な化学物質管理者数を養成するための講習会数を確保できるのか、誰が講師を務めるのか、などなど、当初からの不安要因が未だ残ったままだと思いますが、すでに列車は発車しているので後戻りはできません。

 

パブコメの締切りは8月6日ですよ!ご意見のある方は積極的に意見しましょうね。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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