化学物質管理に関する社内安全衛生教育用eラーニング教材
今回は厚労省からリリースされた化学物質管理に関する社内安全衛生教育用eラーニング教材の情報について簡単ですがアウトプットしたいと思います。
この取組みの主旨は下記の通りです。
化学物質を適切に取り扱い、労働災害を防ぐためには、事業者の取組とともに、労働者自身が自ら取り扱う化学物質の危険有害性やリスクを理解することが重要であり、事業者は労働者の理解を促すための労働者教育の実施が必要です。
この資料は、令和元年度及び2年度に作成したラベル・SDS・リスクアセスメントを中心とした事業場の化学物質管理に関する教育用資料をもとに、eラーニング用の動画として構成・内容を見直したものです。各事業場における化学物質管理に関する労働者教育にご活用ください。
動画を拝見しましたが、分かりやすく作られているので職場で活用するにはとても良い教材だと思いました。
ただ、気をつけなければならないのは教育教材としてどのように使うのか?使った後はどうするのか?です。「これ見といてね」「これを見せたから終わり」「みんなこの通りやってね」では片手落ちですよね。
そのためには、その事業所の置かれた状況をしっかり把握することが大事です。危険有害性の状況を調査するためリスクアセスメントを行い、PDCAを回していくという、OSMHSに準拠した取組みの中で、この教育動画をどのように活用するかを、活用した後はどうするのかを推進者はしっかり考えなければなりません。
ということで、今日はここまで。