労働衛生コンサルタント合格後 003

「今後の生き方の模索」

私は2021年3月に労働衛生コンサルタント試験に合格しました。

ここでは、「合格後」から、いつか実現したい考えている「労働衛生コンサルタントを業とするまで」に取った行動について、「いつ? 何を? どのように? どうしたか?」を残していきたいと考えています。

 

前回は、2021年1月19日の口述試験受験後から、「今後の生き方の模索」を始めた中で「ハーバード流キャリアチェンジ術」(ハーミニア・イバーラ著)という興味深い本に巡り合ったことを書きました。

 

今回はその続きとしてその本からどんなヒントを得たのかについて書いてみたいと思います。

 

少し前置きです。

 

現在私は51歳ですが、会社には60歳定年、65歳まで雇用延長という制度があります。その後は大きな大病をしなかったら90歳ぐらいまで生きる可能性があります。つまり65歳まで会社に居座ったとしても、さらに25年もの時間がある訳です。

 

その25年の間、年金やそれまでの貯蓄だけで生きていけるほど経済的には甘くなく、何より、生きがいを考えると、仕事を通じて得られる充実感、達成感、知的探求などの機会が無くなる方が心配です。

 

そこで、「65歳以降にさてどうしよう?」ということになります。

 

私はこの問いに、65歳、60歳の定年を待たずともキャリア・チェンジを実行してもよいと考えるようになりました。長年同じ会社で働いている私にとってキャリア・チェンジというのはかなりハードルの高いことだと思ってきました。これまでは。

 

しかし、50歳を過ぎ、そろそろ、本当に好きなことをして生きていってもいいのじゃないかと思い始めました。そして、労働衛生関係を柱としたポートフォリオワーカーとして生きる道の模索を始めたのです。

 

そんな時に出会った「ハーバード流キャリアチェンジ術」はまさに今の私に打ってつけの本でした。

 

ここからが本題です。

 

この本からはいろいろなヒントをもらいました。その中で最もインパクトの大きかったものは「まずは行動すること」です。

 

この本では、キャリア・チェンジするには「行動してから考える」ことを説いています。行動することで生まれる新しい考えにより自らが変化でき、その経験を重ねることで変われるというのです。自分をいくら見つめても新しい可能性は見つけられないというのです。

 

「何をやるにも良く考えてから行動する」。これは私のストロングポイントでもあったのですが、実はウィークポイントでもあったことに気づかされたのです。「良く考えて行動すること」自体は何も悪いことではありません。しかし、キャリア・チェンジの前では逆に良くないことだというのです。

 

この本にはキャリア・チェンジを実行した多数の方の経験が書かれていますが、それを読んでこのことに納得しました。また、ここ最近の出来事を通じても「まずは試してから」と思うことも出てきていたのです。

 

次回は、その納得をしたことをどう生かそうとしているのかを説明したいと思います。

 

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