「化学物質管理に係る専門家検討会」中間取りまとめ報告書 01

今回から数回シリーズで、厚生労働省が11月21日にリリースした「化学物質管理に係る専門家検討会」中間取りまとめ報告書について、管理人・采々が感じたことをプチアウトプットしたいと思います。

 

中間取りまとめ報告書はこちらをご参照下さい。

化学物質管理に係る専門家検討会の全般についてはこちらをご参照下さい。

 

今回は、中間取りまとめ報告書の全般的な構成について見ていきたいと思います。

 

さて、中間取りまとめ報告書は本文が16頁、別紙も含めた全体は67頁となっています。ちなみにですが・・・、当HPのメインコンテンツである合格体験記は66,000字以上、400時詰め原稿用紙で165枚、Wordの標準的なフォーマットで70頁の大作です!(すいません、単なる宣伝でした・・・)

 

中間取りまとめ報告書作成の主旨は下記に抜粋した通りであり報告書の2頁目に記載されています。

 

3 中間取りまとめ

今般、本検討会は、2に掲げる検討事項のうち、次に掲げる事項について、

中間的な取りまとめを行った。

(1)ばく露が濃度基準値以下であることを確認する測定等について

(2)個人サンプリング法による作業環境測定の今後の在り方について

 

ここに書かれている「2に掲げる検討事項」とは下記の通りでこちらも報告書の2頁目に記載されています。

 

(2)労働者への健康障害リスクが高いと認められる化学物質の特定並びにそれら物質の作業環境中の濃度の測定及び評価の基準

 

中間報告書が発出されるまでに計3回の検討会が本年9月1日から11月4日にかけて実施されております。この3回のまとめの結果が中間取りまとめ報告書という訳ですね。各検討会の議事録や関連資料もこちらから確認することができます。

 

じゃあ、誰がこれらについて検討したのかというと、検討会の構成員が報告書の3~4頁目に記載されています。こちらについてはノーコメントとさせていただきます。

 

そして、当該中間報告書のメインの内容となる「ばく露が濃度基準値以下であることを確認する測定等について」が5~14頁に、「個人サンプリング法による作業環境測定の今後の在り方について」が15~16頁に記載されております。

 

これらに関する関連文献レビューが報告書の別紙として17~67頁までびっしりと記載されています。

 

今回は、中間取りまとめ報告書の全般的な構成についてプチアウトプットしました。次回以降のアウトプットは断続的になると思いますが、ご期待下さいね!

 

ということで、今日はここまで。

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