労働衛生コンサルタント合格後 039

前回までの労働衛生コンサルタント合格後 032~037の記事は、大学院での9月から10月にかけての研究フィールド確保と研究計画立案、その後11月にかけて追加の研究フィールド確保まで、怒涛の如く事が流れた経緯に触れました。今回はその続きを簡単ですが振り返ってみたいと思います。

 

時は流れ、12月の倫理委員会の審査結果がY教授から知らされました。結果は「条件付き承認」でした。てっきり、すんなり承認だと思っていたので少しおやっと思いました。

 

その条件というのも、大幅修正はなく細かい修正でした。ただ、リサーチクエスチョンを明確にとのコメントが出て、その修正はその翌週の大学訪問時にY教授と対面ゼミをしながら対応することになりました。

 

今回の大学訪問は2か月ぶりとなります。前回訪問は10月でして、気楽な訪問のつもりが大変な訪問になったのでした・・・。その経緯は労働衛生コンサルタント合格後 036の記事の通りです。

 

今回の訪問目的は博士前期課程発表会にオブザーバー参加するためです。この発表会は博士前期課程の研究成果の発表会で、私は来年発表となるため、その事前偵察も兼ねての参加です。今回も当初は気楽な訪問となる予定でしたが、研究計画の修正作業が入ったため、そうとも言えない雰囲気になってしまいました・・・。

 

発表会への参加が午後の昼下がりに終わり、その後にY教授との対面ゼミとなりました。

 

倫理委員会からの詳細コメントはこのタイミングで初めてY教授から伺いました。「なんか、●●なんて言われているのよ~、どうする~❤?」って、まるで恋人に話しかけるように言うY教授。恋人っていうのは勿論冗談ですが・・・、この研究を自律的に進めてほしいというY教授の思いが研究フィールド確保以降に鮮明になった後は、万事、こんな調子になったのです。

 

このことへの私の解釈としては、私の研究は、私が主体的に決める、つまり、本当に自律的に進めるために細かなことも私の意見や考えを基にして進め、余程で無い限りY教授はそれを尊重する、というスタイルに変わったということです。

 

これは何もY教授が指導教官としての立場を放棄したとか、悪いこととかではなく、Y教授の私に対する信頼が大きくなった証だと解釈しています。これまでのゼミで、幾度となく、議論を重ねてきたY教授と私。立場は大学教授と大学院生ですが、Y教授は、社会人としての経験や知識、物の考え方などを背景として研究に臨もうとしている私のことを真に認めてくれたのだと思いました(お馬鹿な私の妄想説もありますが・・・・)。

 

少し横道に逸れましたが、この日のゼミで、倫理委員会から出された注文を踏まえ、私は意見を述べ、それを踏まえて、Y教授が倫理委員会に修正した研究計画を提出することで研究が承認されることになったのです。

 

はあ~、これで何とか研究計画が何とか形になったという感慨と、これから実際に研究が始まるのだ、具体的な用意をせねばと気持ちを新たにしました。

 

ということで、今日はここまで。

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