読書記録 004 「千住家にストラディヴァリウスが来た日」

書籍名:千住家にストラディヴァリウスが来た日

著者 :千住 文子

出版社:新潮社

読書動機:労働衛生勉強の合間に、たまたま聴いたバッハの無伴奏パルティータのシャコンヌという曲のヴァイオリン演奏に聴き惚れてしまい、それを発端として、この本に行き着く。

 

気づき3点。

 

1.千住家の麗しき家族愛がすばらしい

 

ストラディバリウス「デュランティ」購入前夜とも言える千住家の3名の子供達への教育方針がすばらしいと思いました。「他人に頼るな」「近道をするな」ということです。我が家ではこのようなすばらしい考え方は上手に教育できませんでしたが・・(汗)、今の私個人としては同じように道を進んでいます(せめて自分だけでも・・・)。

 

2.高額な物を購入するということ

 

ストラディバリウス「デュランティ」の価格は「億」の単位だったようです。購入後にNHKに出演されて喜々とした表情でディランティを演奏される千住真理子さんを見たことを今でも鮮明に覚えています。「億の買い物は貧乏な我が家では・・・」というフレーズが本の中に何度も出てきます。銀行からお金を借りるため、最後には芸術の分野で著名なお二人のお兄様が人間担保になったとも書かれています。すごい世界です。私も人間担保になれるぐらいの実力をつけないなと思いました。

 

3.一芸に秀でるための考え方は道が違っても同じ

 

労働衛生勉強の合間の息抜きのつもりで読んだのですが、ヴァイオリニストとして超一流と言われる千住真理子さんが如何に一流になったのかの視点を追っかけている自分がいました。そこから一流コンサルタントになるためのヒントは少なからずありました。読んで良かったと思いました。

 

 

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