第31回日本産業衛生学会全国協議会/オンライン参加 02

2021年12月3日~5日に開催された第31回日本産業衛生学会全国協議会に情報収集を目的にオンライン参加しました。会期中へのオンライン参加はほとんどできなかったため、この年末年始のお休みを利用してオンデマンド配信をせっせと視聴しています。

 

昨日の記事に引き続き、印象に残った講演とそれに対する私の感想について、簡単ですが、ご紹介したいと思います。

 

産業医部会 「産業医にも活かせる資格の知識」演者4名

 

産業医としてご活躍されている先生方の中から、産業医資格以外の資格(社会保険労務士、公認心理士、MBA、MPH、医学博士、メンタルヘルス法務主任者、日本睡眠学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医)を獲られた4名の方の講演でした。

 

とても刺激的でした!!

 

皆さん、産業医なので資格として既に医師免許、産業医をお持ちなのですが、その後にそれぞれの演者が思い思いの理由から関連資格を取得していく様に刺激を受けたのです。また、演者4名の年齢は比較的近いこともあり、同じ年代で上を向いて頑張っている人がたくさんいるんだな~という点も刺激を受けた点でした。

 

4名共にそれぞれ印象深かったのですが、特に刺激を受けたのは2番目の演者の宋裕姫先生(メンタルヘルス法務主任者➡医学博士)と4番目の今井鉄平先生(MPH➡MBA)。

 

両名共に、産業医としての実務で問題にぶち当たった時に、その問題解決として選択したものが結果的に資格取得に繋がっている事例でした。

 

その中で宋先生の選択された道筋の考え方がすばらしく、「実務での挫折➡体系的な実践知の習得」の繰り返しの結果、当初設定した問題解決にも繋がる一方で資格もしっかりGetされている訳です。お見事!!

 

今井先生は、思い立ってすぐに行動を起こすというフットワークの軽さが印象的で、MPH取得の先に当初と違う景色が見えたことで、起業➡MBAを選択された経緯が刺激的でした。また、資格取得にかかった期間と高額諸費用という泥臭いけどみんなが知りたいという情報も公開されており、「これらの犠牲を払ってでも得たいものがあるというモチベーションをお持ちの方に勧める」という言葉が印象的過ぎました。

 

こういう刺激的な講演を聞いてしまうとむずむずして動いてしまうところが私でして(単純なお馬鹿なので・・・)、しっかり、その後に行動しました。その内容はまたいずれご紹介したいと思います。

 

その他、他の演者の方が言われたことなのですが、医師免許を持っているので資格自体の難易度はさほど問題ではなく勉強の時間の捻出が問題、という節のことをさらりと言われたのですが、あ~やっぱりそう思っているのね~、と素直に思ってしまいました。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

 

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