購入書籍記録 004 「産業保健スタッフのための教え方26の鉄則」
今回私が購入した書籍は下記の通りです。
書籍名:産業保健スタッフのための教え方26の鉄則
定価 :1,200円(税抜き)
著者 :柴田 善幸
出版社:中央労働災害防止協会
まず、購入動機です。
安全衛生コンサルタント誌(日本労働安全衛生コンサルタント会機関誌)で「教え方の技術」という連載が全7回に渡って行われていました。私がこの連載記事を見たのは第6回からですが、その内容に感銘を受けたのです。
どういうことかというと、「教え方には技術がある」ということだったのです。その技術について第7回目の最後の連載記事で振り返りが行われており、これを一読して「これだっ!!」と思ったからです。
「これだっ!!」と思ったのはその論理的な技術内容の一端に触れたからです。私は常日頃、安全衛生教育を実施する立場にあります。これまで200回以上の教育を実施したと思います。しかし、何等かのメソッドや理論に基づいて実施してきた訳ではなく、経験則に基づく教育をしていたのです。
経験則と言っても、勿論、ターゲットとする受講者のことに配慮した教育計画とするなどは当然ながら毎回実施していたのですが、それを系統立てた手法に基づいてはやってこなかったのです。
そんな経験を持つ私が「これを基に教育計画を組み、教育を進めれば、間違いないだろう」と一読するなり、思うに至ったのです。そう思うといても立ってもいられなくなり、早速その技術を解説している書籍を購入したというのが事の次第です。
毎日一単元ずつ読み進めていますが、この書籍の優れているところは、本書で解く教え方の技術に沿って記載されているため、読み進めていくだけで勝手にその技術が理解できるようになっているということです。
また、その進め方は演習方式になっていますので、体験しながら学べる面白さがあります。
これを使って、今後はしっかりした教え方ができるようになりたいなと思っています。
ということで、今日はここまで。