労働衛生コンサルタント合格後 035
前回記事では、大学院での研究フィールド確保として第一候補の●(面識のある専門家集団)を研究フィールドにするための打診を行った途中までを失敗事例を織り交ぜつつ書きました。今回はその続きを簡単ですが振り返ってみたいと思います。
打診時に失敗はあったものの、すでに、No.2の方から●の所属会員に研究参加打診していただきました。この後、興味をもった所属会員から研究参加の手を挙げてもらわなければなりません。さて、どれくらいの人が手を挙げるかです。〆切まで待つ間、意中の数名から連絡がなければ個人的に催促してみようなどと考えていました。
そして、〆切の数日前の段階でNo.2の方を含め2名が参加の意思表示をしていただきました。たった2名だけど嬉しい、でも、2名だけかと思いました。そして、予定通り、意中の数名に個人的にアプローチした結果、最終的には4名となりました。皆さん、ありがとうございますっ!!
当初の研究フィールド探しの段階から険しい道のりとなったのは前述の通りです。そして、それに輪をかけて人数確保に難があることも想定していました。
実は、私の研究デザインは少し変わった手法を用いることになっています。そのことは過去記事にも記載の通りです(詳細は書いていませんがお許しを)。この研究デザインを用いるととても時間がかかるため、先行研究でも、せいぜい研究参加者は20~30名程度でした。そのため、私の研究においても研究参加者の人数は当初から少数をイメージしており、20名程度でも集まれば良いぐらいのイメージでした。
しかし、●と交渉した結果は4名だったのです・・・。研究フィールド探し、リクルートの難しさをひしひしと感じましたが、さすがに4名では厳しかろうと思って、Y教授の意見を求めました。Y教授は「5名いれば何とかできると思うので、今後も引き続きリクルートを続けていく前提で倫理委員会には研究計画を出しましょう」となりました。この辺りは大学院での研究という側面もあり少数でも何とかなるというのもあったと思います。しかし、私はY教授にこの研究は論文投稿したい意向を伝えていました。そのことについては改めてにしたいと思います。
そこで、大学の倫理委員会への研究計画案の提出〆切となる10月X日に向け、継続して作成してきた研究計画案を連日頑張って何とか書き上げ、Y教授へ確認をメールで依頼しました。この時点で〆切まで数日の猶予がありました。Y教授からは整えて提出しますからとの連絡を受けたので、かなり気が楽になったのです。
しかし、もうひと山、この後に控えていたことをこの時点での私は知らなかったのです・・・。続きは次回で。
ということで、今日はここまで。
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