読書記録 003 「労働安全衛生法のはなし」

書籍名:労働安全衛生法のはなし

著者 :畠中 信夫

出版社:中災防ブックス

購入動機:労働衛生コンサルタント試験受験用に購入。結局、受験後に大部分をゆっくり読むことになったのですが、法令の大事さを私に教えてくれた大事な本になりました。

 

気づき3点。

 

1.労働安全衛生法全般についての概略理解ができた

労働安全衛生法は内容を把握しようと頑張ろうとしてもその膨大なボリューム感が行く手を阻むのですが、この本は、その点を分かりやすくかつ深く説明しており、法令に関する理解が進む内容となっています。

 

2.次の法令勉強に進む道筋をつけてくれる

では、この本を読むだけで労働安全衛生法が完全に理解できるかというと、そう簡単なものではないと考えており、より深く理解しようと思えば、さらに解釈例規や逐条解説のある法令書籍へと進んでいく必要性を感じています。その足掛かりとしての本書の位置付けは大きいと感じました。

 

3.労働安全衛生法の文字の色は「血の色」

本文中にこのような表現が出てきますが、大変ショックを受けるとともに、「そうなんだ、そういうことなんだよねっ」、と思わず頷かずには居られない衝動に駆られ、かつ、心の中がざわざわする感覚を覚えました。労働衛生コンサルタントとはそういう法律に関わって仕事をすることなのだと思いを新たにし、心が引き締まりました。

 

 

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