購入書籍記録 003 「法律学講座双書 労働法」
今回で3回目となる私が購入した書籍を紹介するコーナーで紹介するのは「法律学講座双書 労働法」です。
書籍名:法律学講座双書 労働法(第12版)
定価 :7150円(税込み)
著者 :菅野 和夫
出版社:弘文堂
まず、購入動機ですが、労働安全衛生法第1条の“ある記載”がずっと気になっていたことです。
(目的)
第一条 この法律は、労働基準法(昭和二十二年法律第四十九号)と相まつて、労働災害の防止のための危害防止基準の確立、責任体制の明確化及び自主的活動の促進の措置を講ずる等その防止に関する総合的計画的な対策を推進することにより職場における労働者の安全と健康を確保するとともに、快適な職場環境の形成を促進することを目的とする。
その気になっていた記載とは“労働基準法”のことです。
安衛法を理解するために、コンサルタント試験以降も継続的に勉強を繰り返してきました。例えば、労働衛生関連ハザードについての調査をするときには、まずは法令を見る習慣を付けることや、「読書記録」というカテゴリーで以前紹介した「労働安全衛生法のはなし」を読了したこと、さらに、前回の「購入書籍記録002」で紹介した「安衛法便覧」の購入などです。
しかし、ずっと心に引っかかったものがありまして、それが上述の労働基準法のことです。
つまり、「安衛法を理解するには労働基準法のことも理解せねば完全な理解にならないのではないか」という思いです。
だって、安衛法第1条にそういう風に書いてあるんですから、というのが私の言い分です。
この考え方が正しいか否かは分かりませんが、私としては「労働基準法のことも勉強してみようっ!」となった訳です。
でもでも、折角、労働基準法のことを勉強するなら、労基法や安衛法も含む、労働法全般のことが理解できる書籍を購入しようと思うに至りました。
いつもの私ならここで書店に足を運ぶ手間を省略するためにいきなりネットでポチっとするところですが、今回は、慎重に事を運ぶことにしました。
というのも、私自身、労働法には明るくないこと、それが原因で、多数ある総説的な書籍の中からどれを選んでよいのやら分からなかったためです。
そこで、超大型書店に足を運び、当該書籍がずらりと並ぶ専門書コーナーで書籍選びをはじめました。
そしたら、本というのは同じことを書いているのに読みやすさや書いてある内容が微妙に、時には大きく違うのだなと改めて気づかされました。
ただ、労働法の内容を立ち読みながら読んでいくととても面白いな~と思いながら、何冊もの本を読みふけってしまい、気づいたら、入店から2時間経っていました・・・。
そして、選んだのが本書「法律学講座双書 労働法」でした。
この日は面白い本を発見した感激で久々にうれしい一日を送ることができました!!(私っておかしいですか???)
さて、改めてこの本を見ると特徴的な緑色の装丁とその分厚さにびっくりします。総頁数は1227頁です。私が手元に持っている書籍の中では安衛法便覧と辞書を除いて一番分厚い本になりました。
そして、驚くべきはその価格です。税込み7,150円ですっ!! 前回の安衛法便覧(16,500円)ほどではありませんが、高いですよね!! でもでもご安心下さい。今回は溜まっていたポイントで購入することができました~、財布に優しくて良かった~。
これを使って、今後はしっかり法令勉強を重ねていきたいと思っています。
ということで、今日はここまで。