労働衛生コンサルタント合格後 020
「労働衛生コンサルタント合格後」というカテゴリーで書いている記事では、その名の通り、合格後にとった行動についてアウトプットしています。
前回記事では社会人大学院への入試受験後の感想等をアウトプットしました。
受験結果はまだまだ判明しませんので、今回は別の話をアウトプットします。
それは、日本労働安全衛生コンサルタント会の生涯研修制度を始めるに当たっての登録時研修を受講した話です。
去る2021年10月7日に登録時研修を受講しました。生涯研修の詳細はHP情報をご参照いただくとして、簡単に言いますと、コンサルタントとしての研鑽を積み、その証としてコンサルタント会としての認証をするというものです。
私の場合ですと、労働衛生コンサルタントなので、生涯研修を開始し5年間で一定の単位を取得し、それが認められれば、「CIH労働衛生コンサルタント(Certified Industrial Hygiene Consultant)」という称号が与えられ、それを使用することが認められるというものです。
その称号を得ることのメリットも多数あるようですが、それは別の機会に改めて説明したいと思います。
さて、話を10月7日の登録時研修に戻しましょう。
当日はオンラインで受講することになりました。オンライン受講というのも始めた当初は少しドキドキしたものですが、今はだいぶんと慣れてきました。
講義が3つあったのですが、それが、めちゃめちゃ良かったのですよ!!
詳細スケジュールが公開されているのか否か今となっては定かではないため、敢えて、演者名や題名は伏せますが、いずれコンサルタントとなって活躍したいと考えている私にとっては、先輩コンサルタント(恐らく、この道の第一線でご活躍されている方々)のお話はとても刺激的でした。
内容は期待以上でしたし、全て大満足だったのですが、私が最も感心させられたのは、先輩コンサルタントの方々の話ぶりでした。
コンサルタントとはまさしくコンサルティングをするのですが、大事なこととして如何に相手に納得してもらうかということがあると思います(「お前、まだ、コンサルティングやったこと無いのに偉そうに言うな」とお叱りを受けそうですが、その通り、やったことないので、想像の域を出ませんです・・・ごめんなさい。先に謝っておきます・・・)。
その点で先輩コンサルタントの話に完全に引き込まれた私は、この方々を完全に信頼に足る人物と認識し、その話に魅了されていました。
コンサルティングの実務はまだ未経験ですが、このことは教育にも通じるなと思いました。
私は教育をする機会は多々あるのですが、毎回、如何に相手に理解してもらうか、期待値以上のものを感じてもらってお土産として持って帰ってもらうかということを考えています。
今回の講習では、私はまさしくその受講生として、期待値以上のものをお土産として持たせていただいたのです。
私は一体先輩コンサルタントの何をどう感じたから、そのように感じたのだろう?と考えました。
陳腐な言い方になりますが、それは、話しぶりから感じられる誠実な人柄だったのではないかと思います。決して上からの物言いにはならず、かといって、しっかりした意思、知識が感じられる。この人の言うことを聞いていたら絶対大丈夫、という感じです。
私の愛書「試験合格への手引き」(日本労働衛生コンサルタント会)の第1および2章には「コンサルタントとはかくあるべし」という内容が書かれていまして、その中にはコンサルティングした事業所にリピーターになってもらうためには本人の研鑽以外にもコンサルティングがうまくないといけないよと書かれています。
まさに、このことだなと思いました。
そして、この方々を当面の目標にせねばとも思いました。
そして、さらに、この方々の上を行かねばな、とも思っています(お馬鹿なのにごめんさない、またまた、先に謝っておきますです・・・)。
このことは私にとって大収穫でした。受講料は少々お財布に優しくない感じだったのですが・・・、それ以上のものを得たと私は感じています。
今後は、登録時研修を受講したので、生涯研修の手続きを済ませて、生涯研修をスタートさせる予定です。
ということで今日はここまで。
やっぱり、「労働衛生コンサルタントって最高っ!!」と再認識もして、大満足なお馬鹿な私でした。