ラグビーワールドカップ2023開催を目前に控えて/その1

管理人・采々です。

 

今回は、管理人・采々の趣味の話です。

 

コツコツ勉強会などでたまにアンケートをとらせていただいているのですが、その中に「まじめな話ばかりじゃなくて、管理人・采々さんの趣味の話も聞きたいな~」とのご要望をたまにいただくことがあります。そう言えば、計470回以上のブログ投稿で、趣味的な記事はほとんどなかったな~と思います。

 

ということで、管理人・采々の数少ない趣味の一つであるラグビー観戦について、ワールドカップ2023を目前に控えての「その1」として、管理人・采々がラグビーを好きになるきっかけを作ってくれた「スプリングボクス」の話をしたいと思います。

 

さて、ラグビーですが、管理人・采々はテレビ観戦で楽しんでいます。思い起こせば、あれは第1回ラグビーワールドカップが開催された1987年頃だったと思います。まだ私がお肌つるつるの学生時代だった頃です(いつもながらお馬鹿発言、失礼します・・・、関西人なので・・・)。

 

当時、第1回ラグビーワールドカップが開催され、日本でもにわかにラグビー熱が高まっていました。その牽引役だったのが優勝国であるオールブラックス(ラグビーニュージーランド代表チームの愛称)です。全身黒色のユニフォームで、試合前にウォークライと呼ばれるマオリの戦いの儀式をすることが印象的なチームで、しかも、ラグビー最強チームとしてメディアが注目したのです。そんな中、私は何となくオールブラックスが好きになれなかったのです。何故なら、「スプリングボクスが出ていないからオールブラックスが勝てたんだ~」と心の中で思っていたからです。

 

スプリングボクスとは、南アフリカラグビー代表チームの愛称です。当時はまだアパルトヘイト下にあったため、制裁によりスプリングボクスは滅多にテストマッチ(国の代表同士の試合)に出ることもなく、南半球のラグビー強豪3か国対抗戦のみに出ることが許されていたと記憶しています。その3か国とはオールブラックス、ワラビーズ(オーストラリア代表チームの愛称)、そして、スプリングボクスでした。ちなみに、ラグビーは伝統的に南半球のこの3か国が強いと言われています。

 

1980年代当時はまだインターネットもなく、海外情報を仕入れる手段は雑誌の片隅や深夜のテレビ情報の片隅ぐらいしかなかったのですが、日本で注目され始めたオールブラックスの唯一の難敵とされていたのが、実はスプリングボクスだったのです。このこと自体をメディアは取り上げなかったので、ほとんどの人はスプリングボクスの存在すら知らなかったと思います。当時、ラグビー部の友人に聞いても「スプリングボクス、なんやそれ!?」って感じでしたから。

 

そんな中、何となくオールブラックスを好きになれなかった私はスプリングボクスのファンになっていったのです。しかし、その僅かな情報はあるものの、試合自体を観ることは当時の環境では叶いませんでした。

 

つまり、スプリングボクスとは当時の私にとっては、まだ見ぬ強豪であり、世界最強と言われるオールブラックスが唯一難敵とする相手、だから、なんだかカッコイイな、としか分かっていませんでした。

 

時は流れ、スプリングボクスの試合を初めてみることができたのは1995年開催の第3回ワールドカップです。アパルトヘイトが終わり、国際舞台への復帰を認められ、スプリングボクスは初めて(と言っても良いでしょう)檜舞台にその雄姿を現したのです。

 

南アフリカ開催だったので、時差の関係と、ラグビーの不人気により良い子が観る時間帯に放送されることもなく、深夜にテレビ観戦した記憶があります。そして、目の前に現れたスプリングボクスはとにかくデカく、強靭で、オールブラックスのような華やかな雰囲気が全く無いところがとにかくカッコ良く見えたのです!決勝ではオールブラックスを破って見事優勝!やっぱり、スプリングボクスは強かったんだ!と、オールブラックスをやっぱり好きになりきれない私は喜びました!

 

さらに時は流れ、2015年の第8回ワールドカップで事件が起きました。後に「ブライトンの奇跡」と言われる試合です。何と、日本代表がスプリングボクスを予選で下したのです。これは全スポーツ史の中で史上最大のアップセットと言われたのです。常に、スプリングボクスを応援していた私は、日本も勿論応援したいけど、実は心の奥底でスプリングボクスをもっと応援していたので複雑な心境でした・・・。日本中で、この試合をスプリングボクス視点で見ていた日本人は私を含めごく僅かだったはずです・・・。

 

その後、前回2019年の第9回ワールドカップでは、予選プールでオールブラックスに敗れるものの、順調に調子を上げ、スプリングボクスは3回目の優勝を成し遂げます。

 

ワールドカップはこれまで9回開催され、そのうち、オールブラックスとスプリングボクスが最多の3回優勝、ワラビーズが2回、サクソンズ(イングランド代表チームの愛称)が1回優勝です。スプリングボクスは第1回と2回をアパルトヘイトの制裁で出場していないことを考えると、スプリングボクスの強さのほどが分かるのではないでしょうか。

 

スプリングボクスの特徴は、伝統の強いフォワードと共に全員のフィジカルが高いレベルで結実し、奇をてらうことなくベーシックなラグビーを展開するところです。決して華やかではありませんが(ここが管理人・采々の一番の胸キュンポイントです!)、私はそんなスプリングボクスが大好きです。

 

そんなスプリングボクスの中でも管理人・采々の「推し」選手がいます。代表キャップ数110を誇るロックのE.エツベス選手です。彼の献身的で味方を守る闘志溢れるプレースタイルは時に感動を覚えるほどです。今大会でも要注目選手なので、是非、ウォッチしてみて下さいませ。

 

ということで、今日はここまで。

 

管理人・采々がラグビーを好きになるきっかけを作ってくれたスプリングボクスの話をしました(本当に労働衛生と関係の無い話をダラダラしてしまいました~、たまにはいいかっ!)。

 

次回は、ラグビーワールドカップを目前に控えての「その2」として、今大会の見どころをお伝えしたいと思います。

 

 

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