労働衛生コンサルタント合格後 010

「労働衛生コンサルタント合格後」というカテゴリーで書いている記事では、その名の通り、合格後にとった行動についてアウトプットしています。

 

前回記事では、コンサルタント会の支部集会参加後にとった行動についてアウトプットしました。

 

今回は、その続きではなく、労働衛生コンサルタント資格を取得した後の、仕事における労働衛生業務にあたる上での心境の変化を綴ってみたいと思います。

 

プロフィールにも記載の通り、私はまだ現役で会社に勤めておりまして、2013年から労働安全衛生業務にも従事しております。主にOSHMSに準拠した労働安全衛生計画のPDCAに関わる業務や衛生管理者業務などを担当しています。

 

労働衛生コンサルタント資格取得後(正確に言うと口述試験直後の2021年1月なので資格取得前)に取り掛かったのは、労働安全衛生計画のPDCAに関わる業務でした。ちょうど2020年度の第四四半期に入って1カ月後だったので、2020年度の監査、反省(PDCAのC)をしながら、それを改善(A)に繋げつつ、2021年度の計画策定(P)にとりかかろうという時期でした。

 

去年まではどうだったかと言うと、非常に恥ずかしいのですが・・・、年度末でただでさえ忙しい時期に、例年の定例仕事と思いながら、はっきり言うと、マンネリ気味にやっていました(誤解の無いように言いますと、勿論真剣にはやっていましたよっ)。

 

しかし、コンサルタント試験を終えてから、つまり、この時期は何度も言いますが、合格発表が2021年3月なのでまだ合格前の時期でしたが、試験勉強を通じて労働衛生に対する意識がガラリと変わっていたので、OSHMSへの仕事の取り組み方については、特に、OSHMSの精神を理解したことにより、より高い次元で取り組めたと思います。

 

具体例を示しますと、昨年度のCに基づきながら、システムの見直しを行い、今年度は初めにリスクアセスメントをしっかりすることを計画(P)にしっかり盛り込みながら、且つ、その実効手段についても必要な対応ができたことでしょうか(そんなん当たり前やんか~、と怒られそうですが、お馬鹿な私なので許してね)。

 

勿論、労働衛生コンサルタントになってからは、その他の労働衛生関係業務でも高い意識で専門性を発揮できているな~と感じることが多いです。

 

ブログにも毎回いろいろなテーマで記事をUPしていますが、思い付きでネタを探している訳ではなく、業務に根ざした事前の勉強を兼ねている部分も多少あります。

 

そこでしっかり法令根拠や取り巻く状況を把握するだけでも、ずいぶん違うと思っています。勿論、下調べはこれまでもやっていたのですが、取り組む際の意識がこれまでと違うことも理由だと思います。

 

少しだけ偉そうに言わせてもらいますと、「見えている景色が明らかに違う」ので、意識が高くなるのは当然なのかもしれません。見えている景色が何故違うのかというと、労働衛生コンサルタント試験に合格したからであり、さらに、合格するための試験勉強でしっかり各種ハザード対策やOSHMS、労働衛生の3管理などがしっかり理解できたから、となる訳です。しっかり理解出来たのは何故かというと、口述試験の勉強において意識がガラリと変わったからだと断言できます。何故意識がガラリと変わったかというと、「労働基準法施行規則第35条および別表第1の2」の意味することを理解でき、労働疾病を防ぐことこそ労働衛生コンサルタントの義務であることを理解できたからです(詳細は合格体験記の「コラム④ ~お馬鹿な私②~」をご参照下さいませ)。

 

当然ながら、労働衛生コンサルタントの名に恥じないようにしっかりやらねばという意識もあります。

 

また、労働衛生コンサルタント試験の口述試験ではとにかく実務経験が重要ですが、受験勉強の際にそのことの重要性が刷り込まれたせいか、合格後も、実務経験を積む機会があればそれに飛びつくようなことをやっております。

 

少しでも時間に余裕があれば、現場に足を運び体験するようにしています。以前なら現場に任せていたことでも、少しでも体験するように努めています。

 

このように意識が変わって本当に良かったと思います。

 

伝えたいことがうまく伝えられたか分かりませんが、労働衛生コンサルタント資格を取得した後の、仕事における労働衛生業務にあたる上での心境の変化を書いてみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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