第二種作業環境測定士/登録講習受講 01
実は、数か月前に第二種作業環境測定士登録講習を受講しました。その時のことについて数回に分けてレポートします。何ですぐにレポートしなかったですって?それはいろいろと考えさせられることがあったからなのです。そのくだりは次回以降にレポートする予定です・・・。
「えっ、采々さんは作業環境測定士資格を持っていなかったんですか?」という疑問を持たれた、あなたっ!!あなたは合格体験記をまだ読まれてないですねっ!!そうです。私はこれまで持ってなかったのです。
2019年秋時点の私のキャリアデザインでは「第二種作業環境測定士免許取得➡労働衛生コンサルタント資格取得」だったのですが、諸事情がありまして・・・(詳細は合格体験記をご覧下さい)、結果的に資格取得順番が逆になってしまいました。つまり、「第二種作業環境測定士筆記試験合格➡労働衛生コンサルタント資格取得➡第二種作業環境測定士資格取得」という順番になった訳です。
第二種作業環境測定士の筆記試験には約2年前に合格していたので、今回の登録講習は1年以上のブランク後に取得となった訳です。この資格は労働衛生コンサルタントとして持っているべきとずっと考えていたため、予定通り取得することにしました。
そして、もう一つ前置きなのですが、登録講習に至るまで手続き回数が多かったです。申し込み依頼をして登録講習機関から連絡があって、送付されてきた書類に記入して送付してさらに・・・、という感じで何往復かしたと思います。往復書簡というとちょっと大げさですが、そんな雰囲気がありました。登録講習機関によって対応が変わる部分かもしれません。
ということで、今回は登録講習に参加する直前までについてレポートします。
登録講習に当たっては、作業環境測定の分析のところで、幾何平均値、幾何標準偏差、第一評価値および第二評価値を手計算で求める必要があり、関数電卓の使用(プログラム機能なし)が認められています。私は関数電卓を持っていなかったので新たに購入しました。
と、ここまでは良かったのですが、ここで問題が発生しました。何と関数電卓の基本的な使い方がさっぱり分からないのです。登録講習機関からの書類を見ると「電卓の使用ができるものとして講習に参加下さい」と書かれています。
「んんっ、まずいわ、何とかせねばっ」
学生時代には関数電卓を使っていました。当時は今と違って関数電卓がかなり高価だったこともあり大切に使っていました。そこそこゴツさのある関数電卓をいつも携帯していた記憶があります。そして、入社後もしばらくそれを使っていたのですが、次第に使う機会が無くなったのです。理由はPCの使用が当たり前になったことです。
現在40代以下の方には信じられないかもしれませんが、私が入社した当時(もっと髪もお肌も艶々して若かった頃・・・)は、PCは個人持ちではなく、共用のものが部署に少数台しか置かれていなかったのです。それがしばらくして個人持ちPCが割り当てられ、表計算ソフトで演算処理できるようになり、私の関数電卓ちゃんは使用機会が無くなったのです。そしてある時に誰かが過ってこぼした有機溶剤に被液した関数電卓ちゃんは完全に壊れてしまい、結局、捨てることになってしまいました・・・。ということで悲しいお別れをしたのです。
少しセンチメンタルになってしまいましたが・・・(涙)、要はそれ以来、かれこれ25年以上関数電卓は使用していなかったのです。ですから、使い方もおぼつかない訳です。
そんな私の動揺を見透かしたかのようにある登録講習機関のHPには、「以下の基本的な機能が使えるようにお手持ちの関数電卓の使い方を書き込んで下さい」という表がありました。当初は「こんなもの要るのかしら?」と思っていましたが、この段階になって「これは必須じゃっ!!」となった訳です。
そして、その表を完成させたのが、何と登録講習の朝でした・・・。
ということで、今日はここまで。
次回は続きを書きますね、おっ楽しみに~!!
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