高血圧と労働衛生 03

 

 

「高血圧と労働衛生」というテーマで散発的に勉強してインプットしたことをアウトプットしています。

 

前回記事(2021年12月14日)では、高血圧と労働衛生との接点についてアウトプットしました。

 

また、前々回記事(2021年12月11日)では、ここ最近高血圧と無縁だった私自身に高血圧を示唆する所見が現れたことを書きましたが、その最後の方で血圧計の購入を決めたこと、血圧測定は自分の身体の状態を知るための測定行為が作業環境測定に似ていることを書きました。

 

今回は、その前々回記事の続編として血圧計を購入した後に思ったことをアウトプットしたいと思います。

 

血圧計を購入したのは昨年末になります。某社の上腕に巻き付けて結果をスマホ等に飛ばせるモデルです。ちなみにですが、スマホ等に電波で飛ばせるか否かで価格が約1万円違います!!購入前はどっちにしようか迷いましたが、パートナーと相談してスマホ管理できるモデルにしたのです。

 

そして、起床時と就寝前に血圧測定をすることにしました。華奢な左上腕をえっこらせっと出して、カフを左腕上腕に巻き巻きして、測定ボタンを押して測定し、結果が出て、それがタブレット端末に送信されるまでの一連の動作に要する時間は約5分程度でしょうか。今ではだいぶん慣れました。

 

そして、測定を重ねるうちに気付きがある訳です。その気づきは「寒いと感じたまま測るとかならず高い値になる」ということです。

 

「な~んだ、采々さんは、そんなことも知らなかったの?」と突っ込まれたあなたっ!!さすがにお馬鹿な私でもこのことは知識として知っていました。では、何が気づきだったかというと、「自分で感じる寒さの体感の度合いと血圧の振れの関係が大体分かってきた」ということです。

 

私のおうちでは、血圧計を一番寒い部屋に置いています。ここは書斎部屋でして、この部屋に箪笥も置いているので朝起きたらこの部屋で着替えるのです。その着替え前に血圧を測定するためにここに置くことにしたのです。

 

当初は左上腕を出すために寝巻きを脱いだ後に測定していました。そうすると最高血圧が高血圧域に行くのです。「えっ、結構高いじゃん」と思っていたのですが、それが続くと寒い日は血圧が高くなることを思い出して、そういうことかと納得する訳です。つまり、体感として「寒~」と感じる中で測ると必ず血圧が高くなるのです。

 

これが分かってからは、寝巻きを脱ぐ前に測定をする方法に変更しました。そうしたら、正常範囲にしっかり入るのです。人間の身体の仕組みの奥深さを知ると共に、それによってもたらされる高血圧状態への注意を思い知るに至りました。

 

そして、一番の気づきは、測定することの大事さです。寒いと血圧が高くなる、という知識はあったのですが、それを実測することで体感できたのです。しかも、体感として「寒い」と感じる状態だと敵面に血圧が高くなる訳です。

 

これは、作業環境測定の大事さと相通じると思いました。

 

ということで、今日はここまで。

 

 

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